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  • 2025.07.26

    —探究活動に向けた学びのきっかけに— 星野高等学校の生徒に向けた特別プログラムを実施しました

 7月14日(月)、埼玉県の星野高等学校2年生51名を対象に、特別プログラムを実施しました。今回の訪問は、「総合的な探究の時間」の一環として、生徒の皆さんが大学における学問研究を体験するとともに、大学での学びの姿や雰囲気に触れ、今後の探究活動や進路選択に生かしていくことを目的としています。星野高等学校にとっては初めての試みだそうです。
 この探究活動は、分野別のゼミに分かれて活動を進めているそうで、今回は、イノベーション?マネジメント分野と社会学分野に関心のある生徒が本学を訪れ、社会イノベーション学部の教員による講義を受講しました。
 イノベーション?マネジメント分野は、政策イノベーション学科の久保田達也教授が講義を行いました。「経営学」の視点から企業や組織の活動の背景にある「なぜ?」を考察し、グループで話し合いながら問いを立てるプロセスを体験。生徒の皆さんは互いに意見を交わしながら、自分たちの探究テーマの発見に熱心に取り組んでいる様子が印象的でした。
 一方、社会学分野は、心理社会学科の後藤悠里准教授が講義を行いました。「日常の中にある“もやもや”」を見つめることにより社会課題の解決に至った実例や、生徒たち一人一人の感じる“もやもや”が社会課題解決の第一歩になる可能性が述べられました。生徒たちは、自分が日頃感じている違和感や疑問を発表し、それがどのように探究のテーマにつながるかについて、先生から丁寧なアドバイスを受けました。身近な出来事への違和感が視点を変えることで学びに変わっていく可能性に触れ、生徒一人ひとりが多くの刺激を受けていたようでした。
 講義に加えて、より大学の実際の姿に触れてもらえるよう、さまざまな体験プログラムも実施しました。大学全体の紹介や在学生による学生生活の紹介、キャンパスツアー、学食での昼食体験などを通して、生徒の皆さんには沙巴体育の学びの環境や雰囲気を体感していただきました。生徒の皆さんは、在学生の話に熱心に耳を傾けたり、キャンパス内を興味深そうに見学したりする様子が見られ、大学生活への関心の高まりがうかがえました。
 今回の特別プログラムで得た学びを糧としながら、今後の探究活動を経て、3学期にはこれまでの取り組みの成果を発表する機会も設けられているそうです。生徒の皆さんが探究活動のテーマを深めていけるよう、本学の教員も継続的にサポートしていく予定です。

  • 久保田教授による授業の様子。生徒たちも真剣な表情で耳を傾けていました。
    久保田教授による授業の様子。生徒たちも真剣な表情で耳を傾けていました。

  • 生徒に問いかけながら展開される後藤准教授の授業。思考を深める時間となりました
    生徒に問いかけながら展開される後藤准教授の授業。思考を深める時間となりました

  • 大学紹介の様子。生徒たちは熱心に聞いていました。
    大学紹介の様子。生徒たちは熱心に聞いていました。

  • 在学生による学生生活紹介の様子。生徒からの質問もあり、活発なやりとりが行われました。
    在学生による学生生活紹介の様子。生徒からの質問もあり、活発なやりとりが行われました。

  • 在学生によるキャンパスツアーでは、笑顔で見学する様子が印象的でした。
    在学生によるキャンパスツアーでは、笑顔で見学する様子が印象的でした。